━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●今日の【繁盛論】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 必ず「貴店改良へのキッカケ」としてお使い頂ける、藤井による繁盛コラム。 ぜひ読み終わった後は実践して下さい。実践無くして効果無し! -------------------------------------------------------------------- 【第396回】麺専門店の繁盛方程式 日々の気づき 14 社長よりお客様が上 -------------------------------------------------------------------- 出張から帰って、毎週楽しみにしている日系ビジネスを読んでみると、今週の 特集はサントリー顧客原理主義だった。 私の若い頃のサントリーは社名のサントリーからイメージするのはウイスキー だった。 ところが、最近はサントリーの社名からはウイスキーはイメージ出来ない。 二世代以上年が離れている長女に聞くと、サントリーの社名から連想するのは ウーロン茶であったり、緑茶であったり、ソフトドリンクであり、決してアル コールのメーカーのイメージは無いらしい。 サントリーも私が若い頃はサントリーオールドの全盛期で、だるまと呼ばれて 愛飲されていた懐かしい時期があった。 ところが最近、サントリーは酒類メーカーの中ではいち早く総合食品メーカー に脱皮している。 そしてサントリーについて言えば、ビール事業が大手メーカーの中では、万年 最下位でいつまで経っても黒字にならないのが有名だが、最近はビールも順調 らしい。 昔オールドが全盛の頃から一転して坂道を転げ落ちる様な販売不振に陥り、そ の頃から食品を育ててきた苦労が書いてあった。 そして今では食品部門の売上がはるかに酒類部門を越えていて、利益に関して は殆どが食品部門で出しているようだ。 この様にサントリーが食品部門で大成功した陰にお客様の本音に迫るマーケテ ング手法が確立されていることを書いてあった。 我々は毎日いろんな商品に囲まれて生活をしており、通り一遍のアンケートを 実施すると、お客様は本音で答えているつもりでもそれは事実ではなく、今ま での自分自身の中の思い込みで答えていることが多いことがあるらしい。 そこで、サントリーはお客様の日々の生活日記を付け、例えば2日酔いの翌朝 は水分補給にスポーツドリンクを飲みたくなること等、生活の詳細な部分にま で踏み込んだ調査を行っている。 このようなお客様の真実を見つめていったことが今日の食品部門の躍進につな がっており、社長よりもお客様の方が上といった文化が社内には根付いている のだそうだ。 サントリーは上場していない大企業であるが、大企業である今も絶えず自己革 新出来ている素晴らしい事例だった。