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配信:週5回(月〜金) 発行部数:18,643部(2005年11月25日)
マガジンID:0000161618 |
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●今日の【繁盛論】
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必ず「貴店改良へのキッカケ」としてお使い頂ける、藤井による繁盛コラム。
ぜひ読み終わった後は実践して下さい。実践無くして効果無し!
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【第396回】麺専門店の繁盛方程式 日々の気づき 15 食とは
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先日のフーデックスショーであちこちのブースを見て廻っている時に、農文協
という団体のブースへ行った時に面白い本を見つけた。
それはサントリー次世代研究所発行の「いま「食べること」を問う」、本能と
文化の視点からと題した本だ。
まだ読み始めたところだが、普段我々が考えてもみなかったような食の歴史を
人類の歴史から読み取ったり、現在の食の問題点、今後の食の行方、あり方に
ついて深い造詣のある内容だ。
人類以外の動物は食物を仲間で分け与えたりはせず、食物の奪い合いで常に争
っているが、人類だけは食物を分け合う様になっている唯一の動物だそうだ。
そしてチンパンジーとか、類人猿類と比較すると生まれてきた赤ん坊の離乳期
間が比較的に短く、早く離乳食へ移ってしまうこと。
2足歩行になった為に、骨盤が狭くなり、一度に沢山の子供を生めないので、
種の保存の為に、短い育児期間で何人かの子供を持つようになったこと等、我
々が普段考えないことについて触れてある。
そして元々の食の原点は種の保存、即ち生命の維持、栄養の補給が主目的であ
ったのだが、現在はそのような必要性は先進国では殆どなくなり、美味しさと
いう快楽の追求が主目的になってきている。
動物達は食物を得る為に動き回らなければいけないが、現在の我々はそのよう
な必要性は全然なく、高カロリーで栄養価の高い食物が単に美味しいと感じる
様になってきてしまっている。
現代人の成人病が増えているのは過剰摂取と運動不足によるところが多く、私
自身も反省するところが多い。
こうして考えてみると、食に携わる我々は食を単なる金儲けの道具にするので
はなく、食の本質を理解し、人類の行く末を見据えた食を考え、提案する必要
があることが判る。
その為には、もっともっと食の本質を深く理解することだと思っている。
そして人間以外の動物とは違い、人は食を文化という高い領域まで深めている
ので、我々の責任は更に食の持つ文化性を深めて次の世代に引き継いでいくこ
とだ。
こうして考えてみると、私を含め、食に関する仕事をしている人達はなんと奥
深い仕事に携わっているのだろうと思う。
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