△ちらし寿司みたいです。祝うどん学校卒業!という心が伝わってきますよね。
本部にいたスタッフたちに、一本の電話が入ります。それは、前回からがらりと変わったうどん学校からの招待状でした。今回も、本部にいたスタッフたちは松原講師の電話によって、盛り付けコンテストに招待されることになったのです。 今回のために、とお昼ごはんを抜いて参加のスタッフもいて、気合いは十分。学校へ向かうと、生徒さんたちはまさに作業中でした。 前回、見た目も美しく、かつ、味も美味しいうどんを用意していただけた盛り付けコンテスト。はっと目を引くような盛り付けもあって、5日間で生徒さんたちがしっかりと鍛え上げられていることが伝わってくる作品ばかりでした。今回はどうだろう……とドキドキのスタッフに、講師が生徒さんの紹介をします。 「彼が麺サイズをきっちりしてくれています」と、講師に紹介された製麺担当の生徒さんは照れ笑い。製麺、茹で、と生徒さんたちが何やら相談しながらつくるうどんを、講師が一歩うしろから見守ります。 机の上には、何度も練習をした後が伺えるまな板。それに、大きなお皿。学校の2階には色々なお皿がディスプレイしてあるのですが、生徒さんたちもそこから、自分のうどんに一番合うお皿を選んできた様子。やはり、盛り付けの名わき役は、お皿ですものね。 「前もって私食べてますんで、期待していいですよ」と、にこにこ顔の講師が、スタッフたちにこっそり感想を教えてくれました。普段は優しい講師ですが、うまくいかなかった時ははっきりと言う松原講師が言うからには、いいものができているに違いない!机の上に並んだ、作品の名前が書かれた紙も、名前だけで、「おっ」と、思わず目を引くものもあって、見ていると期待が膨らんできます。 真剣に自分のうどんを作っている生徒さんたち。「今日は何か静かですね」という講師に、「緊張してるんですよ」と返す生徒さん。しっかり食べてしっかり味わい、しっかりと生徒さんたちのうどんに向き合わなくては!と、スタッフたちにも気合が入ります。
そこに、ついにうどんが登場。まず現れたのは、卵丼?と、思うようなぶっかけうどん。湯葉とミツバが入っていて、卵とじになっているのです。それだけではありません。続々と出てきたうどんは、どれもこれも個性溢れたうどんばかり。コーンがたっぷりと乗った上に、海老がきれいに飾られているうどんや、まるでちらし寿司のようなうどん。かき揚げがたっぷりと綺麗に盛りつけられたうどんや、ざるうどんも、他にはない面白い盛り付けで並べられました。ちゃんぽん風あんかけうどん、というのもあって、見ただけでごくり、と喉がなりそうでした。 普段から美味しいうどんには目がないスタッフたち。今までにも色々なうどんを見てきたスタッフも、「美味しそう!」と感嘆の声。うどん素人、と仰っていた生徒さんも、たった5日間でここまでのうどんが作れるなんて!学校でももちろんサポートしますが、何より生徒さんたちのやる気と、この5日間の真剣さが、この一杯のうどんから見てとれるようじゃないですか。 どれもこれも、一口食べると、あっと驚くほどの美味しさです。ついつい箸を進めるうちに、スタッフ全員がお腹いっぱいを通り越すほど食べてしまいました。 でも、ただ味わうだけではありません。 「名前の、薬膳ってどういう意味なんですか?」と、スタッフから質問が飛びました。「くこ(枸杞)の実が入ってるんです」と、答える生徒さん。枸杞の実とは、薬膳料理に入っている、赤い実の事。コーンの上で、海老と一緒に散らばる赤い実。色どりもとっても綺麗。ひとつひとつに生徒さんたちの一生懸命さが詰まって、講師が前もって宣言していたとおり、とっても美味しいんです! 一人二品作ってこられた生徒さんもいて、みんな気合たっぷりでした。 どきどきと見守る生徒さんたちの視線を感じながら、ひとつひとつに感想を書いていくスタッフたち。その顔はにこにこ顔。とっても美味しかったです!と、顔に書いてあるのでした。
長いようで短かったうどん学校も、そろそろ終わりの時を迎えます。実習の片づけ、質疑応答や、スタッフたちが書いた今日のうどんの感想を見たあとは、一言ずつお別れの言葉を言い合います。 「楽しい人たちとうどんの勉強ができて楽しかった」と、仲間たちとの別れを惜しむ生徒さん。「開業したら遊びにきてくださいね!」と、みんなに拍手を送られる生徒さん。「慌ててばたばたしたけど楽しかった。これからも勉強していきたい」と、もっともっとおいしいうどんのために意欲に燃える生徒さん。 そんな、別れの言葉のあとは、講師のあいさつです。 「最初は私も緊張してたんですよ。でも、皆さんいい人ばかりだったので楽しくやれました。今回はメニューのレベルもとっても高かったと思います。初心忘れるべからずで、これからも皆さん頑張ってくださいね。連絡はいつでもしてくれて大丈夫ですからね」 と、別れを惜しむ講師。後々、「今回は本当にレベルが高くて、もともとあるメニューじゃなく、自分オリジナルのうどんを作ってくれて。アイディアも斬新なものばっかりでした」と、語ってくれました。 毎回個性溢れる生徒さんたちばかり。今回も、5日間という短い時間ではありましたが、別れを惜しむ生徒さんたちは、連絡先を教えあったりしていました。これからもきっと、うどん学校で出会った縁が、心強い味方となって続いていくに違いありません。 うどん学校が終わっても、試食をした私達スタッフや、もちろん講師も、これからも皆さんを応援しています。困ったことがあったら、いつでも頼ってきてくださいね! 皆様のご健闘をお祈りしております。
「もっと緊張した雰囲気かと思っていたけど、先生も気さくで、気兼ねなく質問ができた。そのおかげでリアルタイムで疑問が解けていった。先生の優しさのおかげ」
「製麺やだしなど、分かりやすく理論的に教えてくれた」
「授業がすごくアットホームで勉強しやすく、質問もしやすい環境だった」
皆様、5日間のうどん学校を終えてお疲れですのに、快くインタビューに応じてくだっさってありがとうございました!
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