インタビュー動画
はじめに
- 店長さんになるまでの経緯を教えていただけますか?
ここのオーナー社長のお友達が実は私の上司だったんです。
愛媛の南予のほうなんですけど、私、漁師もしてました。
電気メーカー勤めだったんですけど、どうしても飲食したくって3年半で辞めてフレンチのレストラン入ったんです。ギャルソン(ウェイター)で。
もうちゃんとしたところで厳しかったんですけど、昔やから余計ですよね。すごい怒られもしました。それがもう1年半しか続かなかった。あのバブルのはじけた時代ですから、会社自身がもう無くなって辞めざるを得なくて。
それで地元に帰ったんですよ。そこからですから、漁師したのは。親父も漁師だったんで、最初は苦労しましたけども10年我慢して・・・もう腰を痛めたんですよ。
腰を痛めてから、もうどうしようかと。もうどっか他の仕事するのは営業力も必要なのかなと思って、それでたまたまリフォームの営業に入ったんですよね。
漁師をやめて入った松山のリフォーム会社の店長だった人が、ここのオーナーのお友達なんです。
そこを辞めて15年経ってたんですけども、たまたま挨拶をしようと思ったら、人がいないからやってみないか、来てくれないか、ということをその元上司の人に言われて、1回ここの社長と面談してここに来ました。
いっぱい経験や仕事をしましたけど、その中でも飲食をやってきた年数が一番長いんです。ここができて1年経つか経たないかで、自分はここ行きましたので、もう6年ぐらいになりますかね。店長になって約4~5年くらいです。
最初、高校卒業して東京まで出たんですよ。電気メーカー勤めだったんですけど、どうしても飲食したくって3年半で辞めてフレンチのレストラン入ったんです。ギャルソン(ウェイター)で。
もうちゃんとしたところで厳しかったんですけど、昔やから余計ですよね。すごい怒られもしました。それがもう1年半しか続かなかった。あのバブルのはじけた時代ですから、会社自身がもう無くなって辞めざるを得なくて。それで地元に帰ったんですよ。そこからですから、漁師したのは。
- うどん店で働くようになったキッカケはありますか?
腰を痛めたんですよ。親父も漁師だったんで、最初は苦労しましたけども10年我慢して・・・。もうどうしようかと。もうどっか他の仕事するのは営業力も必要なのかなと思って、それでたまたまリフォームの営業に入ったんですよね。
漁師をやめて入った松山のリフォーム会社の店長だった人が、ここ(こがね製麺所松山のうめん道路店)のオーナーのお友達なんです。それがきっかけで。
そこを辞めて15年経ってたんですけども、たまたま挨拶をしようと思ったら、人がいないからやってみないか、来てくれないか、ということをその元上司の人に言われて、1回ここの社長と面談してここに来ました。
- お店で働いて何年になりますか?
もう6年ぐらいになりますかね、店長になって約4~5年くらいです。ここができて1年経つか経たないかで、自分はここに来ました。
それ以外にも飲食は経験あります。いっぱい経験や仕事をしましたけど、(今までの中で)飲食をやってきた年数が一番長いんです。
店長さんになられたきっかけ
こがね製麺所 松山のうめん道路店について
- お店の特徴はどんなところがありますか?
完全にセルフサービスなんですけども、今だいぶ増えてどこにでもあると思うんですけど、(やっぱり)セルフサービスはきつい業態だと思うんです。客層なんですけど、意外にこの周りには会社員の方がいらしたり、会社関係の人がいらしたり。あと、いろんなガテン系の方がよく来られて、客層としていらっしゃいます。最近ですと、お年寄りの方がだいぶ増えました。
特徴といえば、そうですね。もう飾り気ないお店ですね。店の従業員は飾り気のないスタッフばかりです。
(店内は)よく綺麗なお店っていうふうには言っていただくんですけど、そのために一生懸命掃除はしてます。
- 仕事のやりがいを教えてください。
どこもそうだと思うんですけども、やっぱり直接お客様の顔を見れる、表情も見れるし、対話もできるしっていうところですかね。
どうしても席に行く人って決まってて、運ぶ人だけとか。
セルフサービスだったから余計かもしれないんですけど、(カウンターで)対面で来られた方の顔が見れるから、誰とでも対話できるっていうのが良さですかね。
- オススメの商品はありますか?
やっぱりどうしても、こがね製麺全般的におすすめなのは、やっぱりぶっかけだしのうどんですね。
その中でももうとびきりよく出るのが、大根おろしをのせた「おろしぶっかけ」っていうのがよく出ます。
あとはそうですね。もうこれは好みの方だと思うんですけども、釜揚げにこだわって召し上がってるお客様もすごいいらっしゃいます。釜揚げの麺がいいんだろうと思います。
フットプレス機を導入の経緯
- フットプレス機を導入するキッカケは?
オーナーの方からなので、実際自分どういう経緯でいいかわからないんです。自分が思うに、人力でやってるプレス機だと人それぞれの圧のかけ方だとか、まばらになってしまうんで、均衡を取りたい、平均取りたいということもあるだろうし、うちの店の労力のこともあると思うんです。
(自動化できる)機械だと体力的に楽に誰でもできるっていうことで導入したんだと思うんです。
導入後の変化について
- 実際に使ってみてどうでしたか?
もう、すごくいいです。何がいいって、やっぱり前の人力でやってたプレス機よりも、もう麺の質が数段に上がりました。やっぱりそれはお客様の声が反映してることなんですけども、来られたお客様も常連のお客様ですけど、よく言っていただきます。出汁もそうだとは思うんですけども、出汁以外の一番大事な麺っていうのが。もうやはりそこで声をかけていただいたのは、自分たちの自信にも繋がります。
- 麺の質の違いを体感したエピソードはありましたか?
以前、もう30分も経った麺を自分もちょっと食べてみました。
昔のうちのプレス機でやったときの麺っていうのは「だれ具合」はすごかったんですよ。「だれ具合」ってどういうことかっていうと、「喉越しが悪くなる」「麺がぶよぶよする」「すぐちぎれる」「粉っぽくなる」っていう、こういう状態なんですけども、時間が経っても、貴社のプレス機(AFP6)は、もう全然長持ちするんですよ。
だから麺が少々時間たってでも美味しい喉越しが持続するっていうのを、すごい経験しました。
実際にちょい昔なんですけど、別の店舗に応援に行ったとき、そちらでは別の麺を扱ってたんですけども、明らかに違うっていうのがわかりました。
導入時の課題について
- フットプレスを導入後に課題はありましたか?
そうですね。今のところ不便っていうのがないんですけど、最初は大きいからすごいあの場所とるんで。狭い部屋なんで、もうそれだけだったんですけど、他には今のところないですね。
ただ1つ言うと、最初の生地をこねてプレスかけるときに、長さが足りないのか幅が足りないのかわかりませんけどエラーが出たりするとき、もう1回伸ばし直ししてやったら通るっていうケースがありました。
多分、何センチからっていうのが決まっていて、規格があると思うんですけど、(今は)もうすごく全然便利に使用してます。エラーはうまく克服して、もう全然問題なく行ってます。
大和製作所について
- 店長さんは弊社をご存じでしたか?
正直、大和製作所さんというのは自分は存じてなかったんですね。
でも実際こういう機械を取り付けていただいて、設置するスタッフの方も来られて、この機械に対する力強い情熱っていうのはすごい感じましたね。みんながこぞって固まってワイワイ言いながら組み立てるっていう。多分、仲間の輪ができてるんだというふうには感じましたね。だからおそらく機械は良いものだというふうに思ってましたし、実際使ってみると、もう何も今言う事なく使わせていただいています。
ただちょっと不安なのは、何か部品が壊れたとかっていうのは連絡すればいいのかっていうことだけですね。
大和製作所スタッフ:365日メンテナンスをしておりまして、この機械にも実は電話番号を貼っておりまして。営業時間内にはなってしまうんですけど、お正月であってもお盆であっても、365日メンテナンスをしております。
大和製作所スタッフ:ちょっとおかしいなと思ったときは、皆さん結構我慢されたりとか、こんなもんかなっていうのがあるんで、おかしいなと思ったときは(大和製作所まで)かけて聞いてください。
「もったいないうどん」の取り組みについて
- 貴店では茹で後に処分にまわる麺を持ち帰りできる「もったいないうどん」という取り組みについて教えてください。
はい。これは茹で上がってお客様に提供するうどん玉にしてからの話なんですけども、30分以上経つ麺だとやっぱだれると。だれてるやわらかい麺を出すっていうのが、お客様には失礼だということで、あとはもう処分に回ってたんです。
でもその処分すると、だいぶ出たときに、すごい勿体ないと。だったらもう、欲しいというお客様いらしたらと思って袋に包んで置いておくと。そしたらもう知ってるお客様はもうこれ持って帰っていただけるんです。
そしたら、無駄が出ないし、自分たちも正直、ゴミの無駄が出ないからもう一石二鳥だということで、こういうふうにしています。
なおさら、以前の麺と比べてね、貴社の麺の方(フットプレス機で作った麺)がやっぱ質がいいんで、30分経っても全然平気なんですよ。
だからおそらく喜んで持って帰ってらっしゃるお客様いらっしゃると思います。
今後について
- これからの展望を教えてください
飲食は何かっていうと、やっぱり持続させることが一番なんですけども、この地域だけじゃなくて、「ここのお店のうどんは美味しいよ」っていうのをもっと他県ではないですけども周りの人にもっと知れたらいいなと思います。
そしたら、こちらのスタッフもやりがいも出てくるし、もうそれが一番だと思います。
- 最後に一言お願いします
何よりもうどんというのはもう一般的な食事になると思うんですけども、やっぱりうちのスタッフすごい良い人ばっかりなんで、ちょっとでも来て(お客様の)癒しにもなれたらというふうに思っております。
食べるところだけじゃなくて、「ここで食べてほっとする」っていうものができたらと思ってます。
自分が前面に出るよりも今のいるスタッフに全面に出てもらって、「あの人がいるから来るんだ」いうふうにできたら一番いいなと思って。
ここのスタッフの誰かが目当てで来てっていうお客様との繋がりがあった方が店って盛り上がるかなと思います。セルフといえども、(お客様との)繋がりがあるんで、もうそれを求めてます。
今はこういうふうに良い機械に出会えて、麺もすごい良い麺になったし。前は力任せで作ってた、自分たちが体力の限り(プレスして)作ってた麺でもここまでしかならない・・・っていうのが、もっと質が上がって、その質が上がったことをわかるお客様にわかっていただけたっていうのは、すごい一番だと思っています。
松山のこがね製麺所の味っていうのをやっぱり出したい思っていますし、ここやないと駄目なんだっていうお客様が今、来られてるんだというふうにも思いながら作ってます。
もう今の麺の方が断然、間違いないと思います。
ただ麺がいいんで、自分たちが気をつけなきゃいけないのが、その麺を伸ばしすぎないように。
きちっとした麺を出せるようには、気をつけています。