株式会社 宗近様福井〒915-0004 福井県越前市北町45-63-1https://munetika.jp/麺の種類そばそば製麺機(坂東太郎)ユーザー坂東太郎 株式会社 宗近様 今回取材させていただいたのは、蕎麦店「株式会社 宗近」の四代目 宗近鉄也です。株式会社宗近様は越前福井で70年以上にわたって麺づくりを続ける宗近は、先代から受け継がれた技術と真心を大切にしています。高品質な麺を作ることに特化した製麺会社として、宗近はこれからもおいしい麺づくりに励んでいくことを誓っています。また、食文化の未来を築き、魅力的な麺業態を通じて子供たちに夢や憧れを提供することを使命とし、その実現に向けて活力ある麺業界を育てていくことを目指しています。 坂東太郎、自動生地カット装置導入前の課題 工場では十年前に手打ち式麺機の「坂東太郎」を1台導入して蕎麦の製麺をおこなってきましたが、蕎麦の需要が増すとともに生産量が追いつかなくなってきました。かといってロール式の従来の製麺ラインでは思うような品質の商品作りが難しくどうやって両方を解決するか課題になっていました。うどんやラーメンはともかく蕎麦に関しては、福井県という蕎麦に恵まれた環境を活かしてもっと高品質で差別化出来るような商品づくりができるはずという想いがありました。 検討から導入に至るまでの工夫や苦労はありましたか? 生産量を増やすために、製麺工程の始めから商品の完成の状態まで効率よく素早く出来るような機械を希望しました。また品質面では一般に流通する製麺所の蕎麦でありながらもこだわりの「蕎麦屋さん」で提供される蕎麦に対抗できるようなレベルの製麺を考えていました。 導入前と導入後の変化はありますか? 新しい機械を使い始めたばかりですが、時間あたりの生産量ではすでに1.4倍の能力が出ています。もちろん品質も良いです。 今後の夢を聞かせてください 良いものを作ってお客さまに喜んでいただきたいと思います。蕎麦の仕入れや打ち手、また後継者問題でお困りの蕎麦屋さんのサポートもできればと考えています。また、蕎麦(麺)作りが魅力のある仕事ということも発信していきます。新しく開設した販売所の中に製麺室を設けていますが、その仕切りが一面透明ガラスになっていて製麺作業をまるまる見ていただけるような作りになっています。今回導入した機械も見ていただけます。 最後に「大和製作所とはどんな存在ですか?」 十年以上前になりますが、蕎麦学校に参加させていただいたときにカリキュラムの中に「経営講義」という講習があってそれがすごく印象的でした。ものづくりの理念や考え方というところで強く影響を受けたと思います。どこにでもあるものではなく、差別化されたオンリーワンの商品を目指すようになったのもそれからです。今回新たに機械を導入しようと考えたときにも、大和さんの場合は見積りの金額だけで話を進めようとする様子はなく、対価に対して価値のあるものを提供しようという誠実さを感じました。今後も機械の改良や新たな取り組みの部分においてもひとつひとつ進化させていきたいと思っています。 弊社代表も宗近様の店舗に訪問していますので、ご覧ください >>大和製作所 藤井社長とともに | 越前そば・おろしそばの「宗近」 株式会社 宗近様福井〒915-0004 福井県越前市北町45-63-1https://munetika.jp/麺の種類そばそば製麺機(坂東太郎)ユーザー坂東太郎