厳選した食材にこだわり、ミシュランガイドにも掲載された『完全無欠うどん空太郎』。
看板メニューの「鶏天ぶっかけうどん」は大人気で、お昼時はお客さんでいっぱいです。
石井 大将 様
脱サラをしてうどんに人生をかけた石井大将。
開業前に大和うどん学校を受講。ラーメン学校・うどん学校の卒業生。
大和製作所のうどん用製麺機「若大将」をご使用いただいています。
インタビュアー 孫 鉄
日本/本社(香川県)。大和麺学校のメイン講師として活躍中。
インタビュー動画
うどん人生のスタート
- 久しぶりです。初めて会ったのはもう・・・3~4年前!?
石井大将
3~4年前のラーメン学校でした。
- ラーメン学校へ行く前に大和のうどん学校も参加しましたか?
石井大将
うどん学校もお店出す前に参加させてもらって十何年前になるんですけど。そこからがうどん人生のスタートです。
大和製作所との出会い
- 元々サラリーマンされてたって聞いてるんですけど、当時のことを教えてください。
石井大将
当時はサラリーマンをしてて特に夢がないというか目標とかなく普通に働くことが普通やったんですけど、その時にテレビ番組で人生の楽園を好きで毎週見てたんです。
そしたらある時に大和製作所さんで、うどん学校で学んだ人がうどん店を開業する企画があって見た時に、素敵だなやりたいなっていう気持ちが芽生えたのが最初なんです。
その後色々大和の製作所さんのホームページ見たりしながら、新しいやりたいこととして、うどん学校ができるんだっていうのを知ってやりたいなっていう気持ちが芽生えたのが最初です。
大和うどん学校を受講して
- 学校の体験、感覚とか、卒業後はどうでしたか?
石井大将
何も知らない状態で学校に臨んでますんで、0から、1とか2、学ばんといかん状態で。
大和さん行ってよかったなと思うのは、おいしいものを教えてくださったことです。
なので、今すごい人気店になってるのは大和さんの教えがベースになるので、あの時大和さんを選んでてよかったなって振り返ると思います。
開店後、3年間の赤字...それでも諦めずに続けられた
- 店を始めてからは、すごく苦労したところとか、楽しいところと辛いところもあると思いますが・・・
石井大将
10年のうちの半分ぐらいはうまくいってないというか数字で言うと赤字が3年間続いて、自分のお給料がようやく取れたのが5年目ぐらいだったので、そう考えると大変だったと思います。
- 最初、赤字の時どうやって続けていくのはすごくしんどいと聞いて。
石井大将
しんどかったです・・・。
お客さんは少なかったけど提供してる大和さんで習ったうどんはめちゃくちゃ美味しい自信はあったし、少ないながらでもお客さんの笑顔を常に意識して獲得していってたので、諦めるのがもったいないとか、もう少し頑張ればきっと大丈夫なんじゃないかなっていう思いがあったんで、お金がなくなる恐怖がすごくあったけど、それ以上に美味しいうどんを通してお客さんが喜んでくれることのプラスが強かったので、なんとか続けてこれたし、黒字になるまでは大変やったんですけど売上自体は最初は微々たるものでしたけど、ずっと右肩上がりやったんで頑張れたなと今思います。
藤井校長が心の中にいたというか、精神力的に・・・。
僕の弱い精神をいつも身守ってビシバシ鍛えていただいたんで、心の支えみたいな・・思い返すと恩人みたいな・・・。
赤字を乗り越えた戦略
- その後はどういう風になってとか、改善方法としてどんどん良くなっていくと、やっぱ考えて色々やり方とかですか?
石井大将
お客さんに知ってもらえないことには、売上上がっていかんっていうのに気づいた時があったんで、当時は確かFacebookとかに力入れてお客さんと繋がったり、今はインスタに力入れてたり、SNSを結構使いました。
商品の品質は磨き続けているので、すごく美味しくなったと思うし素材にこだわることが、うちのお店のコンセプトなんで、今値上がりばっかりですけど、そういった時でもいいものを使い続けて来たのがあって、美味しさプラス体にいい認知も結構あるので指示を得てるんじゃないかなって思ってます。
- 店の特徴とか自分のこだわってるところと、こういう考え方はどうですか?
石井大将
うちのお店の売りは、ぶっかけうどんでやってて一番売れてるのが鶏天ぶっかけ、看板としては外の看板も出してるんですけど海老と揚げ餅ぶっかけになります。
亀城庵で修行させてもらったメニューです、2枚看板でやってたんですけど今は売行きで言うと鶏天ぶっかけが、一番いいかなっていうところにはなってます。
なのでこだわりとしては、うどん麺、出し、天ぷら、全てにこだわってるのとお店の雰囲気であったり、スタッフの接客であったり、トータルでお客さんに喜んでいただけるいうところを目指して日々磨き込んでます。
大和製作所の製麺機を選んだ理由
- 製麺機導入のきっかけ、感想、改善したいとか、もしあれば教えていただければありがたいです。
石井大将
きっかけは学校で学んだところで、製麺機使って美味しいうどんを作ることをやりたかったので手打ちが大変のも学びましたから、比べた時に製麺機が必要だろうっていうところでスタートしました。
使用してみて良かったのは体が楽っていうのがすごくあって、どうしてもうどん店って業体的にお客さんがいっぱい来ること目指すし、それなった時にはすごいハードワークがあるので、ハードワークこなした後に手打ちだったら、さらにハードワークじゃないですか。
そこを機械の力を借りて楽にできるのが一番良かったなと思うし、何よりおいしいうどんを作れるというところは一番あります。
製麺機について
石井大将
気になるところは10年経ってほとんど故障もなくて、時々部品がっ・・・ていう時もありますけど仕方ないし、なんでまた10年使えるように大事に使っていこうと思ってます。
大和製作所の印象
- 大和製作所について、ご意見とご要望がありましたら教えていただきたい。
石井大将
製麺機のメーカーさんでありながら開業する人に向けてのフォローというか教育も含めてすごく充実してますし、僕の例で言うと飲食未経験の中、何の関係もないサラリーマンからこうやって大和製作所さんの学校で学んだことを使って、こうやって繁盛店を作ることできましたんで、悩むこともたくさんありましたけど、そういった時にも相談に乗ってもらったり、またチェックしてもらったりっていうところで道筋を立てていただいたのは大和さんのおかげだなと思ってるし、そういった方も全国にたくさんいるの知ってるから、すごいメーカーさんだなっていつも思ってます。
今後の夢
最後に、さらに挑戦したいことと今後の店舗などは、どういう風になっていきたいとかありますか?
石井大将
藤井校長の言われる経営講義の中で1番心に残ってたのが、「地域1番店を目指しなさい」っていう言葉ですけど、トップになることで安定するし、お客さんも喜んでいただけるしっていうところでずっとやってきましたんで、近しいところまでは行けたかなと思ってるし、今後もより一層目指したいとは思っていますけど、個人的には・・・
今思ってるのは今度新しく鶏天のテイクアウトの天ぷらとか天丼とかの、のれん分けで開店することになりましたんで、自分でしようかなとも思ってたんですけど結構体が追いつかなかったり、しんどい部分もあったんで、今後は空太郎のうどんが美味しいとか、天ぷらが美味しいって言っていただける方がおれば、のれん分けして、世の中に美味しいものを広げていけたらいいかなって思ってるんで、ご興味がありましたら、よろしくお願いいたします。