ベルギーで本格的な日本のラーメンを体験
ヨーロッパで良質の麺を手に入れるのはとても難しく、しかも新鮮ではありません。日本から輸入された高価なものや質の悪いものばかりです。
大和の製麺機のお客様の大半は、料理に使用する麺の入手性（または不足）への不満が、自家製麺を模索する出発点となっています。市販されている麺は、長期冷凍による品質の低下や価格の高さから、業者から購入することができない場合が多いです。
ベルギーのゲントにある本格的なラーメン店「Zuru Zuru Ramen」とそのオーナー、ニック・ホフマン氏の物語も例外ではありません。
“こんにちは、私はラーメンマニアで、Zuru Zuru Ramenのシェフであるニック・ホフマンです。
私は、日本で食べたような本格的なラーメンを食べるために、近隣の国々を訪れなければならないことにうんざりしていました。結局、日本に行き、自分でラーメンを作る技術を学びました。その後、その技術を活かして有名なラーメン店で修行しました。そして数年後、ベルギーのラーメンをより高いレベルに引き上げるために、私独自の本格的なオリジナルレシピを導入し、ラーメン作りの技術を自宅に持ち帰りました。”
“Zuru Zuru Ramen “の店主：
“Zuru Zuru Ramen”は、小さいけれど本物の日本のラーメン屋さんです。私は、お客様にあらゆる面で日本の経験を感じてもらいたいと思っています。感触、手触り、香り、そして味をすべて一緒にね。 Zuru Zuru Ramenのエッセンス： クオリティとオーセンティシティです。
私たちのスペシャリティは、豚骨札幌辛味噌ラーメンです。2年以上の歳月をかけて作り上げたオリジナルレシピがベースになっています。辛さは爆弾のようなもので、様々なレベルが用意されています！
非常に意外なことに、私たちのヴィーガンラーメンも非常に好調で、ベルギーだけでなく近隣諸国でもベストの1つと評価されています。”
しかし、「Zuru Zuru Ramen」がそのような本物志向を実現するためには、まず、ラーメン店が抱える最大の問題の一つである「麺」を解決しなければならなかった。
「Zuru Zuru Ramen」店主：
「ヨーロッパで良質の麺を手に入れるのはとても難しく、しかも新鮮ではありません。日本から輸入された非常に高価な麺か、品質の悪い安価な麺が冷凍されてます。長い輸入流通チェーンは、私のビジョンにそぐわないし、持続可能なものではありません。ヨーロッパ産の生麺は、日本の麺よりもパスタに近いので、本場の感覚や味わいを完全に変えてしまいます。
ラーメン職人として働いていた頃から大和のことは知っていたので、製麺機の資料を求めて連絡したところ、オンラインデモを手配していただき、機械の性能を確認したり、疑問点を質問したりすることができました。
この製麺機の購入を決めたことで、私は将来に向けて計算された投資をしたことになります。納期は数ヶ月かかったが、日本から直送されることを考えれば、それほど悪いことではありません。」
また、ラーメンを自社で製造できるメリットについて、「Zuru Zuru Ramen」のオーナーは次のように語っています。
「私はいつも、自分のスープやラーメンのレシピに合わせて麺を作りたいと考えていました。大和の機械を導入したことで、そのようなことが可能になっただけでなく、限定的な製麺を作ることもできるようになりました。サイズ、色、テクスチャー、フレーバーを試すことは、以前は不可能でした。つまり、お客さんの体験とクオリティが飛躍的に向上しました。」