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製麺機の危険性
第四章 製麺機選定の重要ポイントの続きです。
安全装置の有無は絶対に確かめなければならない。これは一般の方には知られていないことだが、ロール式製麺機(うどん・ラーメン共)は、使用する人が大怪我をする事故が多発している。
インターネットなどでも、最近は訴訟の事例等が報告されている。
これは動いているロールに手が引き込まれてしまい、圧延で手が”つぶされてしまう”という大変悲惨なものだ。カッターに巻き込まれて手の指が飛んでしまう(切断)ことも実際に起こっている。
全国で悲惨な事故が多い割りに、この件は報道をされておらず、その危険性を認識していない方が少なくないようだ。経験が10年~20年というプロの方でも、ロール式では常に危険性に細心の注意を払っているのが実情だ。
大和製作所の安全装置
当社大和のロール式製麺機は、手がロールに入らない安全ガードが付いている。もし、この安全ガードを持ち上げると、瞬間にロールが停止する特殊安全装置がすべてに設置されている(*これは当社の特許技術になっている)。
またフットスイッチが付いているので、異常事態には足で蹴ることで、瞬間的に機械を停止させる安全装置も全機種についている。大和では2重の安全装置により、安心してご購入をしていただける。
- 手が入らない安全ガード
- 安全ガードを持ち上げた瞬間に「自動停止」をする装置
- 万一に、足で停止させられるフットスイッチ
他社で製麺機を購入する場合
ロール式(特にラーメン麺機)を購入検討される場合は、上記の安全装置の有無は必ず確かめて欲しい。
独立開業される方で、実際に他社の麺機を購入後手に大怪我をされ、2重安全装置のある当社の麺機をあらためて購入された方が今年も何名かいる。その方の手を見せていただいたが、正直言葉が出ない状態だった。
*また、他社で価格の極端に安い製麺機には、安全装置がまったくついていないものが実際にいまだに販売されていることがあるので、要注意だ。