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- 製麺知識がないので、製麺機を買ってもおいしい麺が作れない。
- 製麺機は危ないので、怪我すると思っている。
- 製麺機は音がうるさいので、近隣から苦情が出るのでは?と心配(手打式)。
- 製麺機は場所を取り、重いので、2階に製麺機は設置できないだろうと思い込んでいる。
- 製麺室を作らないと製麺機は設置できないだろうと思い込んでいる。
- お店のスタッフ誰でもが、簡単に機械を扱えず、製麺作業は男の仕事と思っている。
- 操作が難しく危険なので、専門スタッフを置く必要がある。
- 製麺機は、店主かもしくは製麺に精通した者が使う機械である。
- 機械が壊れたら麺が作れないので営業がストップしてしまう。
- 安全性が脆弱で、すぐに壊れ、壊れても自分では直せない、修理費が高い。
- 掃除が大変で、時間がかかる上に、手入れが大変。
- サイズが大きく、電気代が高い。
- バイトや素人では扱えず、危ないので、機械のプロしか使えない。
- 機械への信頼性がなく、機械任せへの不安がある。
- 機械の故障とか、トラブル時にすぐに対応してもらえない。
- 麺については、製麺所はプロなので、自家製麺にするよりプロに任せた方がいいと思っている。
- 機械が高いので、仕入麺の方が安い、得だと思っている(自家製麺した方が、原価が安いとは思っていない)。
- 手打ちの方が製麺機で作った麺より絶対的においしいと思い込んでいる。
- 手打ちでないと、製麺機で作った麺ではお客様は来ないと思い込んでいる。
- うどん用の機械はうどんだけ、そば用の機械はそばだけ、ラーメン用機械はラーメンだけしか作れないと思っている。
- 今使用している麺と同じような麺質の麺を自家製麺にしたら作れないと思っている。
- 自家製麺にしても、今使用している麺の麺質と同じでないと、お客様が離れてしまうと思っている。それが怖くて自家製麺できない。
- レシピ作りが難しく、自分ではレシピは作れないと思っている。
- 製麺機では、手打ちうどんとか、手打ちそばに負けない、おいしい麺は作れない。
- パスタは押し出し式でないと作れない。
- うどん・そば・ラーメンは、それぞれの専用機でしか作れないと思っている。
上記の内容は全て思い込みだ。もし、上記のような思い込みをされているようなら、先入観や既成概念を打ち破ってみてほしい。
さいごに
「おいしい」とは、お客様の満足度とリピート率を変えるチカラ
製麺機について、これまでよりもっと、多くの知識を得られただろうか? もしかすると、この中に、あなたの知らない、製麺機の実態があったかもしれない。
これまでお店の裏側で活躍してきた、縁の下の力持ち的役割を担っていた製麺機は、今少しずつその立場を変えつつある。飲食産業の競争が洗練されていく中、次第に製麺機は「見せる製麺機」として、表舞台で注目を集め始めている。
お客様に「できたて」感を訴求し、おいしい麺を扱っているお店のシンボルとして、パフォーマンス的な能力も求められつつある製麺機。
製麺機は、今後さらにあらゆる機能を要求され、そしてその度に進化を遂げていくことだろう。けれども、飲食産業および製麺機がどれほど進化しようとも変わらないことがある。
それは『“おいしい”とは、お客様の満足度とリピート率を変えるチカラ』であるということだ。
これまで、失敗しない製麺機の選定法をさまざまな角度から述べてきた。だが、最後に私が申し上げておきたいことは、この普遍的な事実についてだ。
よい製麺機の選び方には、考慮するべきたくさんのポイントがある。しかし、何より忘れてはならないのは「製麺機を何のために購入するのか?」という、最終的な目的に他ならない。
高性能の製麺機を使えば、低コストで簡単・大量に、おいしい麺を生産できる。
それは、ひいてはあなたのお店の繁盛へとつながる。なぜ製麺機においしい麺を作る能力が1番に要求されるのかというと、製麺機が実はあなたのお店を繁盛させるための、重要な鍵となる代物であるからだ。
おいしさは、店主を満足させるだけに留まるものではない。飲食産業においては、おいしさはお客様を呼び寄せるための最強の武器だ。それゆえにこそ、飲食産業においては美味の追求が不可欠なのだ。どうぞこれだけは、お忘れにならないようにお願いしたい。