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まぜ麺オンライン授業(ver.1)
過去、まぜ麺オンラインの麺授業をおこなった内容を、オンラインでご紹介しています。
この授業の録画をご覧になりたい方は、録画へのリンクをご連絡頂くか、Youtubeチャンネルで動画配信されているかをご確認のうえ、YouTubeチャンネルをご覧ください。
ラーメンの進化
この授業では、ラーメンの一種である「まぜ麺」について説明しています。
「まぜ麺」は、麺に少量のスープ(ツユ)を混ぜて提供する料理です。
この方法では、麺の食感が保ちやすく、持ち帰りや配達などに適しています。
ラーメンは歴史を重ねるにつれて、さまざまな形に進化してきました。
「まぜ麺」のような新しいスタイルは、ラーメンがどのように変化してきたかを示しています。
みなさんがイメージするラーメンは、豚肉や鶏肉の出汁をベースに、醤油、塩、味噌などで味付けしたスープの中に麺を入れたものです。
時が経つにつれて、「つけ麺」というスタイルが現れました。
つけ麺では、茹でた麺を、別に作った濃厚スープにつけて食べます。
スープやトッピングと混ぜ合わせるスタイルで、新しく人気が出ているラーメンの形です。その特徴的な美味しさと新しさが、今では多くの人々に受け入れられています。
全て混ぜることで、バランスの良い味と香りが楽しめる
“まぜ “は日本語で「混ぜる」「かき混ぜる」、”めん “は「麺」を意味します。つまり、かき混ぜる・混ぜる麺料理ということになります。
茹でた麺に少量のソースやオイル、トッピングを添えて食べるので、とてもシンプルな麺料理です。麺の食感や風味を楽しむことができ、食べ応えもあります。
大きく分けて、台湾式まぜそば、油そば、汁なし担々麺、その他、中国のローミン、韓国のジャジャ麺など、いくつかの種類があります。
それらに共通するのは、麺の食感がよく、人が喜ぶものでなければならない、ということです。つまり、麺の食感がまぜ麺の命なのです。
油そばとは?
油そばは、1955年頃、関東の大学周辺のお店が始めたと考えられており、最も古いタイプのまぜ麺です。(茹でた麺を入れた器の底にタレ(一般的にはゴマ油と醤油ベースのタレ)を敷き、そこに酢やラー油を加えてかき混ぜながら麺を食べる。
そこに酢やラー油を加えて混ぜ合わせ、麺をほおばる。当初は大学生が食べるものだったため、麺の量が多く、学生にもファンが多い。
まぜそばとは?
まぜそばで、一番有名なのは「台湾まぜそば」で、2008年ごろに名古屋市で開発された。油そばのようなものだが、麺が太く、トッピング(味付けしたひき肉、ニラ、ネギ、魚粉、ニンニク、卵黄など)が入ったソースがかかっている。
食べるときは、すべてよくかき混ぜて食べる。このまぜそばは、瞬く間に日本全国に広まった。
油そばとまぜそばの違い
油そばは、お客様に麺を楽しんでいただくことを目的に、よりシンプルに仕上げています。トッピングはチャーシュー、メンマ、刻みネギ、海苔など数種類に限られるのが一般的です。
まぜそばは、トッピングの種類も多く、味付けの有無や、油そばのような醤油ベースや香味油以外のソースによる味や風味の違いも楽しめるのが一般的です。
まぜそばは、薬味やトッピング、調味料を変えることで、味や風味に変化を持たせています。(魚卵、チーズ、キムチなど)また、途中で味を変えるために、丼とは別に出汁を入れるメニューもあります。
汁なし担々麺について
汁なし担々麺は、中国、四川料理に起源をもつ担々麺をベースにした日本初のアレンジ料理です。
もう一つの代表的なメニューは、汁なし担々麺です。日本の有名な料理雑誌によると、3つのタイプに分類されます。
1つ目は、東京風で、中国産のゴマペーストに干しエビの風味を加えたものです。
2つ目は、成都風(担々麺の発祥の地である中国の都市名)。
四川唐辛子や唐辛子など、舌にピリピリとした辛さをもたらす中国のスパイスがミックスされている。
3つ目は、刻んだネギと温かいタレ、味付けしたひき肉に、比較的細い麺に半熟卵を絡めた広島風です。
もちろん、麺の食感が命ですが、麺にソースやトッピングをのせて食べるので、麺、ソース、トッピングの味や風味のバランス、一体感が重要です。
(この3つをよくかき混ぜたとき)。
麺-コシがあり食べ応えがある(比較的太く、コシがあり、モチモチしている)。
ソース – 醤油をベースにごま油などの油分を加えたもの。
トッピング – 挽肉を調味料で炒めたもの。
オプション:酢、ラー油
まぜ麺の最大の魅力は、カスタマイズのしやすさ
まぜ麺を提供することの素晴らしい点は、カスタマイズが非常に簡単であることです。
麺にはサイズ、食感、具材や味などさまざまな種類があり、そばやうどんなど、ラーメン以外の麺を提供することもできます。
また、グルテンフリーのオプションもあります。
タレには、各種タレや油、スパイス(アジア風、インド風など)、動物・魚介系のだし、柑橘類などのさっぱりソース、酢、ラー油などがあります。
ソース。トッピング、タンパク質(肉、魚介類、豆、チーズなど)(味付け/調理済み)、野菜(葉物、玉ねぎ、アボカドなど)、果物(オレンジ、キウイ、リンゴ、トマトなど) 、コリアンダー、バジル、ミントなどの香味野菜、ニンニク、生姜など。
オプションでご飯大盛りも注文できます。
まぜ麺では、味や風味を変えるための要素が豊富に用意されているため、ほかの種類のラーメン料理よりもはるかに自由度が高くなります。
オリジナルのまぜ麺を作るために必要な要素
ラーメンファンだけではなく、普段から、麺料理を食べない人たちの間でも人気が高まっているのが「まぜ麺」
シンプルで、テイクアウトやデリバリーにも、しやすい気軽なメニューなので、COVID-19のような状況が続けば、さらに人気がでてくると思います。
また、飲食店の立場からしても、まぜ麺は開発がしやすく、提供しやすい。
麺の食感や各パーツの味や風味のバランスなど、お客さまにアピールできるまぜ麺を開発するためには、考えなければならないポイントがあります。
大和製作所では、実際に製麺機を使って、試しに作ってみたい方を対象に、自家製麺体験教室イベントを定期的に開催しております。
自家製麺体験教室は、実際に製麺機を使って、自家製麺を体験して頂くことができるイベントです。
大和製作所の長年の研究の成果である膨大なデータベースと、開発した1,000以上もの麺レシピをもとに、麺作りの専門家がご要望の麺の製法、現状の麺の改善方法など、実際の製麺体験を通して、さまざまなご相談を受け付けています。
ラーメン、つけ麺、うどん、そば、パスタ、焼きそばなど、どんな種類の麺でも対応可能です。
ラーメンファンだけでなく、普段麺類を食べない人たちの間でも人気が高まっているのが「まぜ麺」。
もともとカジュアルでシンプル、テイクアウトやデリバリーにもしやすいメニューなので、COVID-19のような状況が続けば、さらに人気が出てくると思います。
また、飲食店の立場からしても、まぜ麺は開発しやすく、提供しやすい。麺の食感や各パーツの味や風味のバランスなど、お客さまにアピールできるまぜ麺を開発するためには、考えなければならないポイントがあります。
授業風景をご覧になりたい方は、下のボタンからYouTubeチャンネルをご覧ください。