-麺は熟成で旨くなる-

オールシーズン使える熟成庫

熟成庫の特徴

  • 温度調整機能により生地に最適な気候条件常に再現します。
  • 寒い冬にも生地が硬くなりません。
  • 暑い夏でも生地がダレずに安定します。

本物の麺作りに欠かせない2段階熟成

熟成が必要な理由

生地の熟成とは、生地のストレスの緩和、水和、グルテンの形成、脱気、ほどよい酵素の活性化を指します。

適切な温度管理下で熟成を行うことで、コシが強く、なおかつ伸びの良い美味しい麺ができます。

さらに、生地がダレにくく安定することによって麺の仕込みを集中的に行えるため、大量の注文にも

「打ちたて」を提供することが可能です。

熟成を2段階に分ける理由

コシのある麺をつくるには、生地にしっかりとグルテンを形成することが欠かせません。グルテンは主に「ミキシング(練り)」と

「プレス(鍛え)」によって形成されますが、この2つの工程はグルテンを形成すると同時に、生地に強いストレスを与えます。

ストレスが掛かったままの生地を更に鍛えるとグルテンは破壊されてしまい、コシの無い麺になってしまいます。そのため、

コシのある麺づくりには「ミキシング」・「プレス」後の2回に分けて熟成し、生地からストレスを取り除くことが欠かせません。

美味しさの証、麺の「エッジ」とは​

麺を茹でる前と茹でた後の断面図

出来上がった麺が美味しくできているかどうかは、茹で上がった麺の断面で判ります。上図①~③は麺の断面図です。

③のように四つ角が突き出ているものが最も良い状態で、これを”エッジが立った麺”といった風に表現します。

これは麺の四辺が同じ様に茹で湯を吸収した際に、このように麺が膨らむために発生する現象です。

例えば①のような断面は、熟成が十分でない麺生地を無理に圧延して生地の組織が破壊されて(潰されて)しまうと発生します。

組織の破壊された圧延面は茹で湯の吸収率が悪くなり、破壊されなかった二辺だけが膨らんだためこのような断面になるのです。

③のような状態を安定して作り出すには熟成庫による適切な熟成が欠かせません。

熟成による美味しい麺作りにご興味のある方は

熟成庫 タイプ比較表

型式 RR17CC RR68 RR128
粉容量 1袋 3袋 6袋
有効容量  142l 502l 1,083l
温度帯タイプ 1温度帯 1温度帯 1温度帯
外形寸法 W460 D492 H1,652 W610 D830 H1,950 W1,200 D830 H1,950
内径寸法 W390 D372 H1,000 W510 D650 H1,470 W1,100 D650 H1,470
消費電力 単相100V 283/302W  単相100V 230W  単相100V 455W
重量 約63kg  約90kg  約140kg

仕様

機種名麺生地用熟成庫 寝太郎
型式RR17CC
外形寸法W460×D492×H1,652
粉容量1袋 / 回
電源電圧単相100V 283/302W
重量約63kg
使用条件周囲温度5~35℃
電圧変動90~110V

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